柔術と護身の哲学


今日、インターネットや巷では柔術には護身とスポーツの2種類あるというふうに言われています。
私は柔術は1つなので2つに分けて考えるというのは少しファンタジーが過ぎるのではないかと思います。
柔術を知らない人が道場へ来た時、最初に学ぶ柔術のテクニックはストリートで暴漢から自分の身を守るものでしょう。
これが護身の方の柔術です。
柔術をはじめたばかりの時は基本的なポジションを学びます。
その後、柔術の知識を発展させると、練習相手もまた柔術の知識がある人になってくるでしょう。
そうなると柔術はそれら2つの間に位置し、練習相手によってはスポーツ柔術と呼ばれたりします。

個人的な意見としては全てはスポーツ柔術で全ては護身の柔術だと思います。
なぜならあなたがある程度、柔術を学んでいるなら「護身の柔術」を柔術を知っている相手に生かそうと練習しているからです。

そうなると柔術への理解は深まっていきます。
ディフェンス方法や良いガードを持っている相手にいかにマウントをとるか。
相手のディフェンスを上回る技術の高さが要求されます。

護身術と呼ばれる柔術では、未経験者相手へのマウントの取り方をクラスで学びます。
しかし相手が柔術を知っている場合、同じようにはいかないでしょう。
その場合、相手を出し抜きマウントをとる技術を使わなければいけません。
この柔術がハイレベルな護身の柔術と呼べます。
相手も柔術の知識がある場合、より高度な技術でマウントポジションを奪わなければいけません。

つまり柔術は一つであり、分かれてはいないのです。

以下の動画では護身とスポーツの両方で使える柔術のテクニックが紹介されています。

Credits: Mark Mullen
Gracie Barra Black belt based in Saigon, Vietnam
Twitter: @MarkMullenBJJ

 

WEEK2

◎WEEK2
護身術→ヘッドロック
投技→腰技/手技
寝技→サイドマウント

今週はカリキュラムWEEK2です。
テクニックに疑問点あれば遠慮なくインストラクターに聞いて下さいね。