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黒帯からのアドバイス

黒帯からのアドバイス
ここ数年、グレイシーバッハの複数の黒帯にインタビューする機会がありました。
柔術の世界チャンピオンから、
世界各地で新しいアカデミーを始めたインストラクターまで多岐に渡ります。
共通することは白帯に始まり黒帯まで耐え抜いた柔術家の心が様々な会話から出て来ることです。

1)柔術愛

多くの黒帯がいかに練習好きかということを何度も繰り返し語りました。
柔術で同じ楽しみを分かち合える仲間が道場にはいます。
初心者には柔術の魅力を伝え、新しい練習パートナーや友人を作る喜びがあります。

Prof.ランデル・ヒュオット
「柔術は体の健康だけでなく、深刻な生活を変えるライフスタイルと哲学があります。
もちろん柔術で体を鍛えることができます。
しかしもっと重要なものは、現実社会に活かせる自信や自尊心が身につくということです。
これらはフィットネスジムのメンバーシップでは買えないものです。
障害のない挑戦など無価値です。
柔術もまた他なりません。
上がり下がりありながらも道場に通い続けるのは帯が欲しいだけではないでしょう。
柔術と言うアートを愛し、道場にいるのが好きだからではないでしょうか」

2)ポジティブな自己信念

「道場にエゴを持ち込むな」は、柔術の有名な名言です。
道場はエゴがテストされる場所なので、これは良いアドバイスです!
練習での障害を克服するためには、忍耐力が鍵となります。

レベルの高い試合のための準備、
高度なポジションを学ぶ、
そして自身の柔術を高める。
向上していくためにはポジティブな考え方が必要です。
ポジティブな心構えは、より高い目標を設定し達成するうえで必要なことです。
ポジティブな心構えの素晴らしい例はルーシオ・ラガートです。
彼は世界レベルのコンペティションに戻るためにガンという大病を克服しました。

GB:数年前にあなたはガンを克服し、トレーニングと大会に戻りました。
その経験とあなたの人生について学んだことについて教えてください。

ラガート 「ガンはただ間違ったドアをノックしたのですよ。
私はカーロス・グレイシー・Jr.から学んだライフスタイルを続け、
そしてガンは自分が克服しなければならない挑戦だと受け止めました。
面白く語っていますが、とても良い経験でした。
他では経験できないことを学びました。
すべての事柄、時間に感謝すれば人生はとても美しいものになります。」

3)謙虚にオープンマインドで学ぶ

グレイシーバッハは毎年、インストラクター認定プログラムICPを提供しています。
GBネットワークのトップレベルの先生が自身の経験を共有しています。
ドラクリーノと話し、彼のような高名な先生がさらなる進歩を求めて
新しいテクニックを学び続けていることは私にとって驚きでした。

GB:ベリンボロ、逆さまのガード、ラペルガードのようなポジションを重視する流行りのスポーツ柔術についてはどう思いますか?

ドラクリーノ:「私は進化に賛成です。
実際にベリンボロ、ラペルガードのような新しい技術を気に入っています。
それらはすべて良いことです。
反対意見は何一つ持っていません。
それがスポーツの進化の一部だと思います。
たとえあなたがこれらに反対であろうと学ぶ必要があるし、理解する必要があると思います。
新しいことにチャレンジしない閉鎖的な考え方は成長を止めます。」

20年以上の経験を持つグレイシーバッハのプロフェッサーが新しいテクニックをオープンマインドで学んでいます。
私たちも見習わないわけにはいきません。

 

悪い習慣をなくす


多くの柔術家は似たような傾向に陥ります。
柔術での悪い習慣について考えてみましょう。

1)ウォームアップを飛ばす
クラスに遅れて遅れてきてウォームアップを飛ばしてクラスに入る生徒がいます。
ウォームアップは練習において最も好まれない部分であり、それをしないことは別に悪いことではないように感じます。

しかし、身体は運動の前に適切な準備をすることで怪我の危険を減らす必要があります。
怪我した人から聞いた話のほとんどは以下のような感じです。
「私はクラスに少し遅れていたので、すぐに着替えてスパーリングを始めました。」

ウォームアップを飛ばさないでください!

2)基本を無視する
YouTubeの柔術動画は、派手な高度なスポーツ用のテクニックに寄り過ぎているという理由から頻繁に批判されています。
個人的にそれ自体は否定しませんが、初心者がより重要な基本的なテクニックを無視するのには否定的です。

ベリンボロやリバースデラヒーバを使いこなす初心者がいました。
しかし護身術にある基本的なヘッドロックをかけられた時、彼は有効なエスケープ方法を知りませんでした。

レベルの高いテクニックに挑戦してください。
しかし柔術の基礎をなす基本的なテクニックは無視しないでください。

3)テイクダウンを練習しない
練習でのテイクダウンは挑戦的です。
グレイシーバッハの道場ではカリキュラムに必ずテイクダウンの技術が含まれていますが、大多数の柔術道場ではテイクダウンの練習していません。

膝つきからのスパーリングでの戦い方を知っていても、
適切なテイクダウンの知識がないことは認めなければなりません。
トーナメントでは、彼らは不慣れな立ち技で緊張してしまいます。

いくつかのテイクダウンテクニックを選択して自信がつくまで反復してください。
試合の立ち上がりがうまくいくように立ち技からのスパーリングも練習してください。
あなたがアカデミーで見かける悪い習慣は何ですか?

Credits: Mark Mullen
Gracie Barra Black belt based in Saigon, Vietnam
Instagram: @bjjmarkmullen