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柔術を練習する様々な理由


グレイシーバッハの “Jiu-Jitsu for Evryone”の哲学は、
柔術を学ぶあらゆる人に利益をもたらすことを表現しています。
トーナメントでの成果を目指すシリアスな競技者だけでなく、
子供、女性、高齢者など誰もが柔術から大きな人生の恩恵を得ることができます。

・フィットネス
多くの柔術家が年齢よりはるかに若く見えることは偶然ではありません。
柔術のライフスタイルは人を若くて健康的なものにしてくれます。
フィットネスジムでの単調なトレーニングを退屈に感じてしまう人はたくさんいます。
柔術は飽きずに楽しみながらフィットネスの効果も非常に高いです。
彼らは新しいスキルを学びながら、強さ、体幹の安定性、持久力、柔軟性のバランスを得ます。
こういった側面からフィットネスに関心ある人にとって柔術は素晴らしいチャレンジです。

・護身術
これはほとんどの人にとって柔術を始める理由の第1位です。
特に大都市に住む人にとっては非常に現実的な問題です。
路上で自分を守るスキルを学ぶために、多くの人が柔術を練習しています。
これは特に女性や子供など社会的弱者にも当てはまります。
夜間の路上駐車場で不安を感じる女性は、柔術を練習することによって
これらに対処する術を学ぶことができます。
対処する術だけではなく自分に自信を持つことは人生において大きな意味を持ちます。

学校にいる子供たちは、いじめの不安やストレスに日々直面しています。
柔術はいじめに対する完璧な解毒剤と言われています。
親が子供に与えることができる最も貴重な贈り物の1つは、
自分自身で起き上がり、いじめを克服する力を与えることです。

・人格形成
私はへンゾ・グレイシーの言葉が大好きです。
彼は「誰もが日々何かと戦っている」と語ります。
多く人々が個人的な理由が何かしらあり柔術を練習しています。

人は個人的な不安に直面すると、どうにかそれを克服しようとします。
アルコールや薬物の摂取を伴わないストレス解消法を見つける。
これらの問題と戦う強さと解決方法を見いだそうとする人。
愛する人が病と戦っている時には自分の無力感を逸らす術も必要です。

柔術を学ぶだけではなくアスリートとして自分の能力をテストしたい人もいます。
挑戦を求めて自身の成長を促すことは心身の健康にとても良いことです。
柔術は自分の成長を進める乗り物のようなものと言えます。

・競技者
競技に熱心な人は自分をテストする為に多くの大会に参加します。
大学スポーツを終えた人が社会人として新たに柔術に取り組み試合に熱中することはよくあるケースです。

真剣な選手は、地元のトーナメントで経験を積み、
グレイシーバッハの指導者の下、国際レベルの試合に向かうことができます。
そしてハードワークすればするほど多くの経験ができます!

若者はエネルギーを費やして大会に挑戦し、
チームメートと共に練習し、コーチやレフリーへ敬意を表し
勝敗を通じて人生についての教訓を得ることができます。

あなたが柔術を練習する理由は何ですか?

>>関連記事 0か100かのメンタリティー

Credits: Mark Mullen
Gracie Barra Black belt based in Saigon, Vietnam
Twitter: @MarkMullenBJJ

 

0か100のメンタリティー

0か100のメンタリティー。
「規律と継続。私の人生で成し遂げたことはこの2つによるものだ。
一晩では何も起きない。長期間の継続をもって結果に表れる。
その為には続けることが必要なのだ。」
マスター・カーロス・グレイシーJr.

道場の練習仲間に0か100のメンタリティーの人物はいませんか?
1日2回、週7回練習している時期もあれば、一ヶ月まるまる練習に来ない時期もあるなど。
こういった人たちは「取り戻す為の練習」を永続的に繰り返しているようにみえます。
そして不幸にも以前は「勝っていた」相手に逆転されるという現象に出くわします。
このことが感情的に耐えられない人もいるでしょう。

その他に失望する時といえばタイミングやスタミナを失っている場合です。
以前の動きを忘れていたり、スパーですぐに息切れをしてしまう時などはそう感じてしまいます。

「考えれば遅れる。遅れれば力を使う。力を使えば疲れる。疲れれば死ぬ。」
とサウロ・ヒベイロは言います。

以前は5分x5本のスパーができていたのに、現在は1本のスパーで燃料切れを起こしてしまう。
そうなると自分の柔術をどう感じるでしょう?
全てのスキルを失ったように感じるでしょう。

数ヶ月のブランクを経て練習に復帰した経験をお持ちの方はこの気持ちが分かるのではないでしょうか?

次の練習でも同じことが起きると、自分へ不満を感じ道場から足が遠のいてしまいます。

しかし事実をうまく調整して受け入れる姿勢を持つなら話は大きく変わってきます。
柔術を練習することをライフスタイルの一貫であったり、
続けたい好きなアクティビティーだと捉える方が良い取り組み方だと思わないですか?
あなたの道場の過去の写真を探してみて下さい。
柔術の才能に溢れていたのにも関わらず、何らかの理由でもう練習に来なくなった仲間の姿がそこにあるでしょう。

逆に才能に乏しく、成長のスピードが遅くとも、継続的な練習を積み重ねた結果、
凄い柔術スキルを身につけた人は枚挙に遑がありません。

この遅くとも継続的なアプローチをしている人の多くは、
過去「人生の転機」で練習を中断し、人生の他のエリアを優先した経験を持っています。

長期的な視点を持って柔術に取り組んでいる人は、現状維持でもOKと割り切ることができます。
週に1〜2回道場に来る習慣とモチベーションがあれば、いつも100%でなくてもいいのです。

長期的な柔術に求められるのは、いつも最高なんてありえないと割り切れる姿勢です。
究極の成功は長期にわたる努力と継続によって成し遂げられ、それらは刹那的な熱中とは対極にあるものなのです。

0か100の極端な思考に偏って、長期的に得られる柔術の多様なベネフィットを失わないで下さい。

Credits: Mark Mullen
Gracie Barra Black belt based in Saigon, Vietnam
Instagram: @bjjmarkmullen