あなたは力を使い過ぎている! | グレイシーバッハ 徳島 公式サイト|ブラジリアン柔術・護身術・格闘技道場

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“You Are Using Too Much Strength!”

どういう意味か?なぜダメなのか?

柔術をある程度、練習をしたことがある人ならば

誰しも「力の使い過ぎだ!」と言ったことがあるし、言われたこともあるでしょう。

数年経ってかなり上達した生徒はそれがより効果的なレバレッジやタイミングを意味していたと理解するでしょう。

しかしこの手のアドバイスは初心者を困らせるのも事実です。

「相手が上に乗っかって腕をへし折ろうとそているのだから力を使って逃げようとするのは当然のことだ!」

 

ではなぜ力の使い過ぎはダメなのか??

私にとって今までの柔術人生で最も役立ったアドバイスがあります。

あるセミナーでのこと、そのインストラクターの体重は60kg弱でした。

彼は目もくらむ流れるようなスムーズな柔術を披露しました。

彼は重量級の相手が全力でディフェンスしている腕をキムラに捕らえ

フルパワーでグリップを外す”真似”をしながら周りの生徒達に

「これは柔術のやり方じゃないよ。

彼のような力の強い相手にはこのやり方は通用しない!」

と言うとすぐさま相手のがら空きの首を狙い絞め技に変化してタップを奪ったのでした。

このインストラクターは凄く良いポイントを言ったと思います。

もしあなたがやろうとしているテクニックに力やパワーが必要ならその技は自分より大きく強い相手にも通用するでしょうか??

私が好んで言う言葉に

「より大きく強い相手を倒す方法を学ぶために柔術を練習している」

弱くて小さい相手を倒すためではなく!

できることは全てのテクニックを大きく強い相手に通用するか仮定して練習することだ。

シンプルにフィジカルに頼って解決するのは選択肢から除外したほうがよい。

2つ目のポイントは、初心者はテクニックの不完全さをスピードやパワーでごまかしがちなことです。

これは試合や本当に身を護らないといけない状況であれば理解できます。

しかし柔術の練習における真の目的とは「技術の改善」です。

単に誰が一番強いかを競っているわけではないのです。

私の道場にスーパーアスリートの生徒がいます。

彼は多くの時間をトレーニングルームで過ごし、練習では体の小さい相手や、経験値の高い生徒を圧倒しています。

私はインストラクターとして彼に短期的な成功に惑わされないようと注意しました。

確かに彼は小さい相手を圧倒できていますがもし相手が同じ体重で同じ筋力を持っていたなら

その柔術は通用していたでしょうか?

アドバイスはこうです。

「悪いポジションにいるときフィジカルに頼らずに、テクニカルな解決方法を見つけるべき」

スパーで厳しい状況になった時は、自分自身に問うてみることです。

「テクニカルな解決方法は??」

「相手が自分より大きくても通用するやり方は??」

「その方法は疲れてパワーが使えない時でも通用するだろうか??」

 

Mark Mullen