白帯~最もエキサイティングな期間 | グレイシーバッハ徳島 ブラジリアン柔術 格闘技
経験あるブラジルのグレイシーバッハの先生と話をしていたときのことだ。
先生に茶帯や黒帯の生徒にはどんなことを教えるのか聞いた。
その先生はかっこいい技やアドバンスのポジションの知識が豊富なので上級者を教えるのが好きだと考えていたからです。
しかし彼は初心者を教えることは黒帯を指導するのと同じくらい好きだと答えました。
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彼が言うには、黒帯相手に指導するときはアドバンスのポジションやテクニックを追求することができる。
しかし白帯の成長はとても早く、やりがいが大きいと付け加えた。
しばらく練習している人ならば、初心者のときのフラストレーションや難しさを覚えているでしょう。
しかしながらそういう期間があるのは柔術に夢中になっていた証拠です。
毎回の練習が新しい冒険である。新しいポジション、新しいスイープ、新しいテクニックは前のテクニックより面白い!
毎回のクラスで突き当たっていた問題の解決策が見つかる。そしてスパーで試したくなる。
毎回のクラスで素晴らしいサブミッションやエスケープの虜となる。
毎回のクラスで少しずつ動きが改善されスムーズになり、かかる労力は少なくなってくる。
小さな個別のピースが重なり、柔術のカタチができ始める。
あるクラスで一人の初心者がマットの隅に座り、上級者同士のスパーを観察していた。
その週はマウントのコントロールと腕十字のアタックを練習していた。
スパー中、片方の生徒がマウントからの腕十字でタップをとった。
その初心者はびっくりした様子で興奮気味に私に言った。
「さっき練習した通りの技だ!本当に使えるんですね!」
何か感じるものがあったのか、次のクラスでは彼はやる気全開の様子であった。
白帯は挑戦の期間ですが、柔術という旅において最もエキサイティングな期間ともいえます。