GBインタビュー ドラクリーノに試合について聞く | グレイシーバッハ徳島 ブラジリアン柔術 格闘技

Professor-Vinicius-Draculino-Magalhães.

数々のチャンピオンを育てた名伯楽PROF.ドラクリーノのインタビューを抜粋して紹介。

GB  「グレイシーバッハのトレーニングキャンプはどう指揮されていますか?」

ドラクリーノ 「今のところ本当に本当にうまくいっています。初年度のワールドマスターでチーム2位。それ以降はチーム優勝をずっと続けています。自分の力ではなく、みんなの力のお陰ですが。

キャンプは10日前からスタートし、試合も近いので選手が怪我しないようにあまり強くプッシュしません。あくまでコントロールされた環境で選手を後押ししています。限定スパーは本当にたくさんやります。そこで技術をディスカッションします。フィジカルも要求しますが、あくまで怪我しない程度にですね。みんなこのやり方を気に入っていると思いますよ。

ブラジルやテキサスでもこの練習方法をよくしていました。願わくばもう少し基礎を高め、一人ひとりに時間をかけることができれば尚良いですね。フィジカルや試合への調整については選手個人に依る部分が大きいです。

うまくやる秘訣はもう一度になりますが怪我させないことですね。

一日1セッションの練習が通常です。一日2セッションはやり過ぎでしょう。試合が近づけば尚更です。

もしもの足りないと感じるならフィジカルや他のトレーニングもやるといいでしょう。

練習スペースは広いのでもっと大人数で練習できると良いですね。多いほど良い。100人とか200人で練習したいですね。」

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GB 「大きい試合の前はどのくらいからどうやって準備するといいですか?」

ドラクリーノ 「本音を言うと、選手はいつも準備万端ぐらいでなければいけません。キャンプは試合が近づいてきてからのものですから、試合の時間と同じラウンド数はこなせる体力が必要です。10分の試合時間なら10ラウンドですね。

試合の4週間前はインターバルなしでパートナーをどんどん変えながらながらスパーさせます。3.5週から2週前はスパーリング間に試合で起きるシチュエーションを反復させます。

心肺機能や技のタイミングが高まってきたら、試合でのシチュエーションで技が正確に実行できるように反復練習をとにかくたくさんやります。スパーはラウンドごとに10分間隔をとりながら7本とかですね。

本番で4試合、5試合と試合数が予想できるならその数より2本多くスパーリングします。

フィジカルコンディションはそれぞれにとって凄く大事なことです。

私は柔術は柔術によって磨かれるという考えがあります。だから常に柔術の練習が1番であるべきです。」

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GB 「ビギナーの人は試合で凄く緊張してしまいますが、こういうストレスにはどういった対処がいいでしょうか?」

ドラクリーノ 「それは至って普通のことですよ。何の種目に関わらず格闘技の試合に出る人なら全員が緊張します。私も緊張しますからね。普通のことなんです。

緊張してしまうのは仕方ないとして、緊張をうまくコントロールする必要はあります。長年経験してこれは避けられないものだと気づいたのです。緊張しなかったり、不安を感じずに試合に臨んでいる人なんてめったにいないですよ。あまり神経質にならず、考えすぎないようにするのは良いと思います。24時間1週間、そのことばかり考えていると病んでしまいます。試合までは深く考えず当日、体重を計ってから集中を100%に高めるのが良いです。映画を見たり、友達と話したり、ゲームをしたり試合への気持ちをオフにする方法はたくさんあります。」

GB 「試合での戦略やゲームプランについてのアドバイスはありますか?」

ドラクリーノ 「シンプルです。自分のスタイルを貫けとアドバイスします。自分の得意技を使えということですね。

試合は実験の場ではありません!実験は道場でして下さい。道場では進化のために色々実験する必要がありますが、試合は別です。自分のスタイルから離れないで下さい。あとは次の試合のことは考えてはいけません。足元をすくわれますよ。今までそういう人をたくさん見ましたからね。

楽しむこと、自分にプレッシャーをかけすぎないようにすることを覚えておいて下さい。そうじゃないと思考停止してしまいます。

戦略こそ王様です!ひとつのミスが試合の代償になりますからね。」

GB Interview: Professor Draculino on Competition