ホジャー・グレイシーのセミナーで学んだ7つのこと GracieMagより | グレイシーバッハ徳島 ブラジリアン柔術 格闘技

ホジャー・グレイシーのセミナーで学んだ7つのこと

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We went to a Roger Gracie seminar. Here are 7 valuable things we learned there

ブラジリアン柔術について何か知っていることがあるならホジャー・グレイシーの名前は聞いたことがあるだろう。

柔術史上最も成功した選手であり、3回の無差別級優勝を含む10度黒帯の世界王者になった選手だ。

黒帯時代一度も一本負けを喫したことがなく、自身の階級では一度も敗れたことはない。

2009年の世界選手権では史上初、階級無差別の両方で全試合一本勝ちで優勝も達成した。

2005年のADCCでは全8試合中7回の一本勝ちで優勝した記録も持つ。

一本勝ちした相手の中にはシャンジ・ヒベイロやホナウド・ジャカレを含まれる。

つまりホジャー・グレイシーから学ぶ機会があるなら見逃すわけにはいかない。

8月12日、カリフォルニア州にあるグレイシーバッハ・フラートンで彼は3時間のセミナーを教えた。

ホジャーからセミナーへ出席した人へ送られたテクニックのヒントや柔術に対する心構えなどの教えを7つにまとめた。

1.  柔術の練習のみが本当に柔術をレベルアップさせる。

ある生徒が「試合に向けて何のフィジカルトレーニングをしているのか?」とホジャーに聞いた。

ホジャーは少しのトレーニングをしているが、それ自体は主なゴールにすることはできないと強調した。

「もし体力に依存しない柔術をやりたいなら、柔術をなるべく多く練習したほうが良い。」

他のトレーニングも効果がある。しかし同時に有害にもなり得る。

ウェイトトレーニングをやり過ぎると体がこわばってしまう。柔術は柔らかい動きが全てだ。

ランニングも有効だ。しかし多くのラウンドと少しの休憩をする練習ほど有効ではない。

この練習方法は体を試合に適応させる。

強いグリップを作りたいなら練習で相手に切られないようすることだ。

2. 相手より自分が上だと確信する。そうすると勝利に近づく。

他の生徒がホジャーへ質問したのは、試合への心構えについてだ。

彼は常に相手全員を倒すつもりでいくことを何度も語った。

「これは生意気になるという意味ではないし、こういうことは周りの誰にも言うべきではない。

しかし自分自身に勝ちに行くこと、そして自分にはそれができることを言い聞かせなければならない。」

3. レベルが高い相手と練習すると早くレベルアップできる。

ホジャーといえ怪物として生まれたわけではない。

青帯時代、練習相手を選ぶことが成長を早めるために重要であったことを強調した。

「90年代、リオデジャネイロのグレイシーバッハ道場で私はひどく劣った青帯の一人だった。

当時は信じられないほどの才能ある選手が多く道場に在籍していたのだ。

多くの世界王者と一緒にたくさん練習した。これらが自分の強い基礎となった。

人々が『シンプルゲーム』と呼ぶ私の戦い方が発展したのもこれが主な要因だ。

これは非常に有効であり、柔術の基礎は青帯時代に作られるのだ。」

4. 1000回タップをとられることで厳しいポジションでの本当のディフェンス力が身につく。

これもひどく劣った青帯時代からの話。ホジャーは別のサイドの柔術について質問を受けたときに

価値ある教訓を紹介してくれた。彼のディフェンス力の高さはよく知られていた。

「自分よりレベルの高い人とスパーしたとき、不利なポジションに度々なった。

そして様々な方法のディフェンス、エスケープを試した。

例えば、バックから絞められているとしよう。

頭をある方向に向ける。タップする。反対に向ける。タップする。

しかし正しい方向へ向け、アゴを引いたとき防ぐことができた。

このやり方で十字やバックの逃げ方も身に付けていった。

トライ&エラーを数多く繰り返したのだ。

5. 相手に楽をさせないことは戦いをコントロールする鍵だ。

ホジャーがキムラをレクチャーしていた時のことだ。

ホジャーはサイドポジションのキムラの体勢から全体重を相手の腕へ預けた。

「相手の腕の下に敷いている自分の腕の位置が大きな違いを生む。

肘に近いと全体重を乗せても大きなプレッシャーは生まれない。

しかし相手の脇に近づけると、相手のうめき声が聞こえるでしょう?

つまり相手に楽をさせない。そして自分はより良いコントロールは得る。」

6. モダン柔術かオールド柔術か。柔術のゴールはいつもサブミッションでなければならない。

ホジャーは現在の流行である50/50ガードやベリンボロなどについて質問を受けた。

これに対する答えはこれ以上ないほど明確だった。

「膠着を誘発させるようなテクニックは嫌いだ。

私にとってのゴールはいつもサブミッションだ。

相手を自分のガードで膠着させたくないし、逆もまた然りだ。

つまり膠着させるテクニックは私は使わない。」

7. マウントをとった時、最初にブリッジを喰らわないようにしなければらない。アタックはその後だ。

ホジャーのポルトガル語でのニックネームは「cobertor(毛布)」

マウントで相手を覆いつくす姿に由来している。

セミナーに出席した生徒は彼の有名なマウントからの十字絞めの秘訣を知りたがった。

「マウントをとったときの最初のゴールはキープすることだ。アタックはそれからだ。

最初の手を襟に差し込んだときが、ブリッジに対して一番無防備になります。だから?

反対の手と頭を使ってバランスをとり、二つ目の手を襟に差し込みます。

もし相手がうまく襟をディフェンスしてきたら親指だけを襟に入れ、首の周りを回すようにしてから絞めにいきます。」