コンセプト vs テクニック ~2つの柔術の学び方 | グレイシーバッハ徳島 ブラジリアン柔術 格闘技
Concepts vs. Techniques – Two Ways of Learning BJJ
初心者がブラジリアン柔術を始めるとき、彼らは数え切れないほど多くのテクニックを覚えようとしてしまいます!
圧倒するような技の数だけではなく、それぞれの技には本当に多くのディテールが存在します。
生徒は最も重要なムーブとバリエーションを学びに来ます。
毎回のクラスはスパーでの問題の解決策を教えてくれます。
各ポジションでのやるべきことがわかっていると、ムーブを自分のゲームに取り入れスパーは生産的になるでしょう。
学びがある段階を越えると、テクニックに潜むコンセプトの重要性に気づくようになります。
黒帯は紫帯と同じベーシックな技術を使っているのに、技が成功するか?
黒帯は青帯や紫帯よりも多くコンセプトをスパーリングに反映させることができるからです。
パスガードを例にして考えてみましょう。
1) テクニック重視
ブラジリアン柔術でパスガードするには数多くのガードが存在します。
バタフライ
デラヒーバ
スパイダーガード
シッティングガード
クローズドガード
ラペラガード
Zガード
ラバーガード
これらのガードそれぞれの対処法を覚えるなら多くの情報量を頭に入れて思い出してはすぐに使えるようにしておかなければなりません。問題解決のための道具が多いのもまた重要なことです。
多くの青帯が「テクニック・コレクター」になり、違った技やバリエーションに走ってしまうのはよくあることです。
2)私の黒帯の先生が言う「コンセプト重視」のパスガード。
彼はたくさんの知識を持っていますが、以下の原則により重きを置いています。
パスする前にフックとグリップを外す
相手のやろうとすることをさせない
反対サイドを攻める
相手のリアクションを使う
相手の腰を殺す
など。
紫帯は黒帯と同じぐらい技の知識があるとよく言われます。
2つの帯の違いは同じテクニックの知識をどれだけ実行できるか。
黒帯レベルではシンプルにこのコンセプトがたくさん使えるようになっているということです。